Home About Clover Meadows Walking Paths Seasonal Landscapes Nature & Wildlife Gallery Visitor Guide FAQ Contact

Notes From The Quiet Path

草原と小径のあいだで綴られた、小さな物語

霧に包まれた森の小径 Featured Essay
Editorial ― 特集

Walking In
The Mist

まだ空が白みきらないうちに小径へ出ると、森の輪郭は霧の向こうにぼんやりと溶けていた。足もとのクローバーは夜露を含んで重く、一歩ごとに小さな水音が立つ。遠くで鳥が一声鳴き、それきりまた静けさが戻ってくる。

霧の中では、いつもの景色が少しだけ違って見える。木の橋も、苔むした石段も、輪郭を失って気配だけになる。急いで通り過ぎれば見逃してしまうような、その曖昧さこそが、この時間の贈りものなのだと思う。

やがて陽が高くなるにつれて霧は薄れ、草原はいつもの緑を取り戻していく。けれど、あの数十分だけ森が見せてくれた表情は、記憶の奥にそっとしまっておきたくなる。静かな朝は、何も語らないまま、たくさんのことを教えてくれる。

Clover Path Zone — Field Journal
See More

Explore The Full Gallery

フィールドノートに登場する景色を、写真ギャラリーでもお楽しみいただけます。

View Full Gallery